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四十肩の予防と対処

  • おかだ鍼灸整骨院
  • 2024年10月7日
  • 読了時間: 3分



四十肩、または「肩関節周囲炎」とも呼ばれるこの状態は、年齢を重ねることで多くの方が経験する厄介な問題です。


四十肩に悩む方々に対して、鍼灸師からいくつかの有効な対処法や改善策を提案したいと思います。


■ 四十肩の原因と症状


まず、四十肩とは肩の周りの筋肉や関節が硬くなり、痛みや動かしにくさを引き起こす状態。

原因としては、加齢による筋肉や関節の変化、過度な使用、姿勢の悪さなどが挙げられます。


主な症状としては、肩の痛み、特に夜間の痛みや、肩を上げる際の動きの制限があります。

この記事では、四十肩にならないための予防法と、なってしまったときの対処法をご紹介します。


■ 四十肩の予防法


四十肩に対処するための基本は、適切なストレッチやエクササイズによる予防です。

以下におすすめの方法をいくつかご紹介します。


  1. 軽いストレッチ

  2. 温熱療法

  3. 姿勢の改善


ひとつづつ解説いたしますね。


  1. 軽いストレッチ


毎日数回、肩の筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチを行いましょう。

肩を前後左右に動かすだけでも効果的です。

  1. 温熱療法


温かいタオルやホットパックを肩に当てます。

筋肉の血流を改善し、痛みを和らげることができます。


日頃から疲れを感じた折々に温める習慣をつけましょう。

熱すぎない湯舟にゆっくり浸かるのも効果的です。


  1. 姿勢の改善


デスクワークやスマートフォンの使用を使用する人は前かがみになりがち。

姿勢を改善することで、肩の負担を減らすことができます。


では、いざ四十肩になってしまったときはどうしたらよいでしょうか?

次に四十肩の改善を促すエクササイズをご紹介します。


■ 四十肩の改善に向けたエクササイズ




四十肩の改善には、継続的なエクササイズが重要です。

以下のエクササイズを試してみてください。


  1. ペンデュラム運動

  2. 壁歩きエクササイズ

  3. タオルストレッチ


少し詳しく解説しましょう。


  1. ペンデュラム運動


ペンデュラムとは「ぶら下げる」という意味。

振り子のこともペンデュラムと呼びますね。


腰を軽く曲げ、腕を自然に垂らして振り子のように前後左右に揺らします。

これにより、肩の可動域を少しずつ広げていきます。


  1. 壁歩きエクササイズ


壁に向かって立ち、指先で壁を歩くようにして腕を上げます。

無理のない範囲で行い、徐々に上げる高さを増やしていきましょう。


  1. タオルストレッチ


フェイスタオル、もしくはハンドタオルでもOKです。


タオルを背中で上下に持ち、上の手でタオルを引っ張り、下の手で引っ張り返す形でストレッチしましょう。

肩の筋肉をバランスよく伸ばすことができます。


■最後に


四十肩は一朝一夕で改善するものではありません。

しかし、適切な対処法とエクササイズを続けることで、少しずつ症状を和らげることができます。


当院では、個々の患者さんの状態に合わせた対処法を提案し、生活の質を向上させるお手伝いをしています。

肩の痛みに悩んでいる方は、ぜひ一度ご相談ください。

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